運動療法とストレッチの違いとは?

2022/04/15 コラム
「運動療法」と「ストレッチ」はどちらも体を動かす運動ですが、「何が違うの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。
そこで今回は、運動療法とストレッチの違いについて解説していきます。

▼ストレッチは運動療法の1つ
運動療法とストレッチは全く別物というわけではなく、運動療法の中にストレッチが含まれます。
つまり、運動療法にはストレッチ以外にもいくつか種類があるのです。

■運動療法の種類
運動療法には、ストレッチを合わせて主に4種類あります。

・ストレッチ
ストレッチは、柔軟性を高めるために行う運動です。
静的ストレッチと動的ストレッチがあり、目的や体の状態に応じて使い分けます。

・有酸素運動
有酸素運動とは、ウォーキングやジョギング・水泳などの一度に消費するエネルギーが少ない運動を指します。

・無酸素運動
無酸素運動とは、全速力での短距離走やウエイトトレーニングなどの、一度に多くのエネルギーを消費する運動を指します。

・筋力トレーニング
筋力トレーニングには、等張性運動と等尺性運動があります。
運動療法の開始時には、関節を動かさずに行う等尺性運動が用いられることが多いです。

▼運動療法を行う目的
運動療法は、主にケガや疾患によって筋力が低下した場合に、それを回復させる目的で行います。
病院や整形外科・整骨院などで用いられる施術の1つで、筋力の回復だけでなく内科疾患の症状の改善のためにも用いられています。

▼まとめ
ストレッチは運動療法の1つで、他にも有酸素運動や無酸素運動・筋力トレーニングなどの種類があります。
当院では運動療法も行っていますので、気になる方は気軽にご連絡ください。