指圧とマッサージの違いについて詳しく解説

2023/01/03 コラム
指圧とマッサージ、この2つの違いをご存じでしょうか?
どちらも手を使って行うものなのですが、実は明確な違いがあるのです。
今回は、指圧とマッサージの違いに関して解説します。

▼指圧とマッサージの違い
■指圧
指圧は、日本で明治時代から大正時代にかけ成立しました。
衣服の上から、指や手のひらで体表の一定部位を押します。
生体の変調を矯正し健康の維持増進を図る施術です。

■マッサージ
マッサージは西洋が起源ですが、日本に伝わったのは明治に入ってからです。
西洋の文化を積極的に取り入れていた当時、陸軍軍医がフランスからマッサージの手技と理論を日本に持ち帰りました。
それ以後医療マッサージとして、各地の医大病院や総合病院でマッサージが行われるようになったのです。
マッサージは求心性の手技によって、直接皮膚に刺激を与え、血液やリンパ液の循環を良くし新陳代謝を促します。
そして、循環器系や消化器系などの疾患の改善に役立てられています。

■指圧とマッサージの違い
マッサージは皮膚に直接、主として求心性の手技を加え血流の改善などを目的としています。
一方指圧は、古法あん摩・導引・柔道の活法を合わせた、一点圧を主体とした独特の施術方法です。
また、マッサージは直接皮膚にアプローチをして、指圧は薄い衣服の上から施術を行うものだと覚えておくと分かりやすいです。

▼まとめ
このようにマッサージと指圧は別物です。
マッサージとはフランスから日本に持ち帰ったもので、指圧は日本で生まれ発達してきた手技療法です。
【なごみプラス】でもマッサージや指圧を受けることが可能です。
ご自身で行えるケアの方法などもお伝えいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。